おいしく飲んで翌日もスッキリ!
アルコールは胃腸から吸収され、肝臓で代謝して無毒化しますが、代謝の途中物質、アセトアルデヒドが残っていると吐き気、めまい、頭痛、食欲不振、むくみなどを引き起こします。
これが二日酔いといわれる症状に。
年々、お酒が翌日まで残る・・・という方、肝臓の働きが落ちているのかもしれません。
また、二日酔いはアセトアルデヒドのせいだけではありません。
日本人はもともと胃腸の弱い人種。
アルコールが入るとつい食べ過ぎて胃に負担をかけるだけではなく、ビールやカクテル、水割りのような冷たい、水分の多いものを大量にとってしまうため、消化能力が落ちて、翌日不快な症状が出てしまうのです。
舌に歯形がついている方、苔がべったり付いている方は胃腸の注意信号!
飲む機会が増える前から胃腸対策を始めて下さい。
おいしくお酒を飲むために、そして翌日に残さないためにも漢方薬をうまく使いましょう!
お酒を飲みに行く前に
【肝臓・胃腸機能を高めておく】
ウコン、田七人参(肝臓の働きを高める)
六君子湯、レオピンファイブ(胃腸機能を高める)
※胃腸虚弱、肝機能が気になる方は、日頃から飲んでおくことをオススメします。
お酒を飲んだ後に
【水分代謝、電解質バランスの調整、消化促進】
黄連解毒湯、温胆湯、半夏瀉心湯(吐き気、下痢、消化不良)
五苓散(口の乾き、尿の調節)
カキ肉エキス(アミノ酸、微量元素の補給)
※二日酔いの症状が出る前に飲んでおくと効果的です。
お酒を飲む前でもかまいません。