熱中症対策 of 田辺薬局の Life with 漢方

熱中症を予防する為には!

bind_26.jpgお盆を過ぎても暑い夏が続いています。

熱中症とは?
体温を調整する機能がコントロールを失い、体温がグングン上昇してしまう機能障害のこと。
実は、炎天下ばかりでなく、室内で静かに過ごしていても、そして暑くない11月にも起こることが。

気温・湿度が高い状態での運動や労働のため、汗がかけなくなったり、血液の流れが悪くなって起こる病気。
体温上昇、発汗停止とともに虚脱・けいれん・精神錯乱・昏睡などを起こし、生命の危険を伴うこともあります。

熱失神  めまいがしたり、失神したりする。
     高温や直射日光によって血管が拡張し、血圧が下がることによって生じる。

熱けいれん  暑い中での運動や作業中に起こりやすい、痛みを伴った足や腹部の筋肉のけいれん。
       汗をかくと、水分と一緒に塩分も失われるが、この熱けいれんは血液中の塩分が低くなり過ぎて起こる症状。
       水分を補給しないで活動を続けたときはもちろん、水分だけを補給したときにも発生しやすい。

熱疲労  たくさんの汗をかき、皮膚は青白く、体温は正常かやや高め。
     めまい、頭痛、吐き気、倦怠感を伴うことが多い。
     体内の水分や塩分不足、いわゆる脱水症状によるもの。
     死に至ることもある熱射病の前段階ともいわれ、この段階での対処が重要となる。

熱射病  汗をかいておらず、皮膚は赤く熱っぽく、体温は39℃を超えることが多い。
     めまい、吐き気、頭痛のほか、意識障害、錯乱、昏睡、全身けいれんなどを伴うこともある。
     水分や塩分の不足から体温調節機能が異常をきたした状態。
     そのままでは死に至ることもある。


熱中症になってからでは大変です。
症状が出ないうちに予防を。

冷たい物の取り過ぎで内臓が冷えていると熱を発散しにくくなり、熱中症になりやすくなります。

◯胃腸の働きを高め、発汗機能を調節し、失ったエネルギーや潤いを補う  麦味参顆粒

◯体内の余分な熱を下げ、内臓・免疫機能を高める  人参牛黄カプセル

◯血液をサラサラにし、血流を改善する  冠元顆粒

◯のどの渇きが取れず、水ばかり飲む  五苓散

熱中症の症状が出たら、とにかく身体を冷やし、スポーツ飲料などで水分補給し、改善しない様でしたら早めに病院へ行きましょう。
わからないことがありましたらご相談下さい。