⑤生理痛にお悩みのあなた
毎月薬に頼っている方
その痛み放っておいてはいけません
生理痛の時、みなさんがよく飲まれる痛み止め。
解熱鎮痛剤ですが、漢字の通り、熱を冷まして痛みを和らげるお薬です。
さてここで、みなさんがもし痛み止めを持っていなかったらどうしますか。
カイロをお腹や腰に当てたり、お風呂に入って温まったり、ベッドで横になる人もいるかもしれません。
これらの行動は、すべて体を温めるものです。
みなさん本能的に温めると痛みが和らぐことを知っているのです。
すると矛盾が生じませんか。
熱を冷ます鎮痛剤は反対の方向を向いています。
もちろん鎮痛剤の薬効の中には、痛みの伝わりを遮断して和らげる効果もありますので、飲んでいただいてもよいのですが、「飲んでもあまり効果が出ない」という方は続けて飲まないで下さい。
特に冷えに弱い体質かもしれません。
こんな方はぜひ体を温めて痛みを和らげる漢方薬をお使い下さい。
漢方では痛みを引き起こす原因を「寒」と「お血」と考えます。
中国の女性は、生理中は特に冷えに気をつけています。
冷飲食を避け、スカートをはかず、内臓を温めるお茶を飲んだりしているそうです。
子宮内膜症や子宮筋腫など子宮内の血流が悪くなって起こる病気をお持ちの方は、特に注意が必要です。
気が滅入りがちになる生理中。
せめて痛みがなければもう少し快適に過ごせるはず。
一度、ご相談下さい。