⑮女性の4大症状と不妊 低血圧
女性特有の体質として多く見られる貧血・冷え・低血圧・低体温
今回は低血圧と不妊の関係についてです。
貧血、冷えと続き、今回は不調としてあまり取り上げてもらえない低血圧と不妊についてお話します。
血圧が高い方は、脳梗塞や心筋梗塞など、重篤な病気に発展する可能性があるために病院でも注意されますが、低血圧の場合、明確な病気が出にくいため、しばしば軽く見られがちです。
しかし、不妊症の方の場合はちがいます。
子宮や卵巣など、男性にはない大きな臓器を持っている女性は、特に下半身の血流が悪くなりやすいため血液を押し流すための血圧が重要になってきます。
圧力が低くなれば、心臓から遠い足や手などの末端まで新鮮な血液が流れず、汚れた血液も返ってきません。
健康な卵子を作るためには卵巣に新鮮な血液が必要ですし、ふっくらと着床しやすい温かな子宮内膜を育てるにはやはり新鮮な血液が必要となります。
また、血液は体温調整にも係わってきますので、低血圧は冷えや低体温の原因となることも。
「元々の体質だから」とあきらめてはいけません。
低血圧は、心臓のポンプ機能が低下しているタイプや血管の弾力性が低下しているタイプ、見かけ上血圧は正常だが脈拍が多いタイプなど、タイプも様々です。
タイプ別にしっかり対処し、血の流れを改善し、午前中からバリバリと動ける体を作りましょう。
ぜひ一度、ご相談ください。