31.「らしさ」が子宝を授かる鍵
若い世代で、男性は女性寄りに、女性は男性寄りに
性ホルモンの分泌にも影響が
体外受精や顕微受精などの高度不妊治療の技術が発達してきた現代の不妊治療。
しかし成功率は思うように上がっていません。
晩婚化による生殖機能の衰えやストレスによる障害などの原因の他に男女の体質の「らしさ」が薄れていることも原因の一つと考えられています。
筋骨隆々でひげが濃い男くさい男性、ぽっちゃり色白で水が滴るような女性らしい女性、最近少なくなっていないでしょうか?
中性的になればなるほど、妊娠に不可欠な性ホルモンが不足していってしまいます。
中国医学では男女を陰陽で表すと男性が活発な動きを司る「陽」、女性が静かに血液や内臓を充実させる「陰」と考えます。
この陰陽が融合して初めて新しい命を誕生させる生命力を生み出すのです。
陰陽が中性化して男性ホルモン、女性ホルモンが不足し、生殖機能が落ちてしまった男女が増えている今こそ漢方薬で陰陽を充実させ、不妊治療効率を高める基礎をシッカリ作ることが重要です。
ぜひご夫婦お二人で相談にいらしてください。
男性・陽 女性・陰
太陽のように活発で勢いの 母なる地球のようなみずみずし
ある男性的なエネルギー さ溢れる女性的なエネルギー
動・気(エネルギー)、筋肉 静・血、体液・脂肪
精子の運動・受精卵の分裂 子宮内膜や血液の充実
と成長・受精卵の着床 頸管粘液の充実