真夏でも全身が冷える方、真冬でも全身がほてる方、そして冷えとほてりが混在している方もいらっしゃいます
 病気の根源にこの「冷え」と「ほてり」の体質がからんでいます

冷えている方は免疫力が低下して病気にかかりやすくなります。
低体温になると生活習慣病、ガンになりやすいとも言われています。
気分も落ち込みがちになるので、精神的にも肉体的にも活力が低下します。
 
ほてっている方も、一見元気そうに見えますが潤い成分が足りずに空回りし、様々な症状が出ます。
更年期の人に多い頭だけ熱っぽくなるのぼせが出ると、自律神経のバランスが乱れて寝付きが悪くなったりイライラしたりします。
ドライシンドローム(ドライアイ、口が渇く、鼻やのどの粘膜が乾燥して荒れるなど)にも。
 
冷える方は「陽虚(ようきょ)」:エネルギーが足りずに熱量不足。
ほてる方は「陰虚(いんきょ)」:潤い不足でモーターが焼き切れる寸前の空焚き状態。
混在している方は「陰陽両虚(いんようりょうきょ)」です。
 

 
陽虚タイプ:体温が低い、全身冷える、尿が近い、夜間多尿、軟便ぎみ、やる気が出ない、疲労感、食欲不振、足腰がだるい、感染症にかかりやすい
 
  霊鹿参(れいろくさん)
  八味地黄丸(はちみじおうがん)など
  
陰虚タイプ:手足がほてる、のぼせ、めまい、耳鳴り、空咳、便秘、不眠、イライラ
 
  亀鹿仙(きろくせん)
  瀉火補腎丸(しゃかほじんがん)など
  
陰陽両虚タイプ:陽虚と陰虚の両方の症状が混在している
 
  亀鹿霊仙廣(きろくれいせんこう)
  活命散(かつめいさん)など
  
陽虚タイプの方にオススメ食材
 にら、くるみ、くり、羊肉、鹿肉、えび、うなぎ、生姜、ねぎ、山椒など
  
陰虚タイプの方にオススメ食材
 豚肉、鶏肉、すっぽん、はまぐり、豆乳、れんこん、きゅうり、トマト、ごま、梨、ライチなど
 
老化に伴う足腰の痛み、泌尿器系、認知機能などから不妊、生活習慣病、ダイエットなど、きちんと体質を見極めて漢方薬を使う事で効果が出ます。
ご自身のタイプを知りたい方はご相談下さい。