さて、対談2回目の今回は、TOKOさんも職業柄、毎日意識している「のどの薬」について。
日中暖かくても日が暮れると空気は冬色。
急な温度変化は直接触れる鼻・のどの粘膜を刺激し、風邪を引きこみやすくします。
こじらせる前に早めに手当てしましょう。
症状に合わせた漢方薬の使い方をチャートにしていますので参考になさってください。

 

TOKO)秋も深まったこの季節、空気も乾燥してくるのかレッスンでも風邪ひきさんが増えるんですよね。
 
 
DEN)急に寒くなるからね。
この気温差が免疫力を落としちゃうんだよね。
 
 
TOKO)ところで、のどの痛みについて前から聞きたいことがあったのだけど、のどの不調っていろんなものがあるよね。
前と違う痛みだと感じても、病院に行くと同じ薬が出ることがあったりして、不思議でね~。
 
DEN)西洋医学のお薬は方向性が限られてくるから
 
TOKO)方向性か。
いろんな症状にあわせるならいろんな方向性が必要なはずだよね。
 
DEN)お医者さんからいただく薬は、基本的に炎症を抑えるものが多いかな。
漢方だと炎症を抑えるお薬以外にも、乾燥を抑えたり、冷えを取ったり、粘膜を丈夫にしたりと、様々な方向に対応するんだよ。
まずはゆっくり休むこと!
疲労が続くとせっかく治ってもまたぶり返してしまうから。
そのうえで漢方薬を適切に飲んで下さい。
 
 
TOKO)なるほど。出来るだけ自分の体の状態を分かった上で、薬を使い分けられるといいんだね。
ただね、私たち一般人からすると、漢方って種類が多くてイザって時に何を飲めば良いのか分からないんだよね。
出来たら症状別にお薬を分類してくれるとありがたいなぁ~。
 
DEN)OK! ではまとめてみましょう。


TOKO)うわ~!ありがとう。
これを薬と一緒に持ち歩けば、すぐに分かるね!
飲み方はお湯で飲む方が良いのかな?
 
DEN)ぬるま湯で飲むのが基本。
でも、温かいものが手元になければ、お水で飲んでも構いません。
ただし、元から体の冷えている人はなるべく冷たいものは避けてくださいね。
 
TOKO)お薬は何種類まで一緒に飲んでいいのかしら?
組み合わせとして避けた方がいい組み合わせは?。
 
DEN)薬局では2,3種類を合わせて使う事もあるけど、まずは一番気になる症状のお薬だけ飲んで下さい。
組み合わせとしては、チャートにあげたものは合わせて飲んでも大丈夫です。
ただし、漢方薬もお薬なので、2,3日飲んでも変化がなかったり、ひどくなるようだったら薬剤師さんに相談して。
特に漢方薬初心者の方や、お医者さんの薬を常用している方は、まず相談してから飲んで下さいね。 
 
TOKO)ありがとう!即実践します!