明日のはやりもの of 田辺薬局の Life with 漢方

実はよくわからない熱中症

体温研究者も、未だにその解決の決定的な糸口が見つからない

暑さに慣れない初夏は、熱中症で救急搬送される人が増えます。

身体の未熟な乳幼児、体温調整機能が低下したお年寄りは、時に命の危険にさらされる事も。

熱中症とはどんなもので、どのように対策すれば良いでしょうか?

熱中症の原因
◯環境因子:気温、湿度、気流、輻射(日光など))
◯個人因子:年齢、体力、疾病、服装、労働や運動の強度や時間など)

複合的に色々な因子が重なる事で熱中症を発症するようです。

持病の影響も大きく、心不全、高血圧、糖尿病にともなう心臓血管障害がリスクを増大するだけでなく、治療薬が原因となってしまう事もあるので複雑に。
【利尿薬、抗ヒスタミン薬(花粉症、アトピーなどに使われる)、消炎鎮痛薬、アルコールなど】
※覚せい剤などの違法薬物は強いリスク因子

熱中症

1、古典的熱中症 乳幼児、高齢者が大半。 体温調整能力が低い。

2、労作性熱中症 主に健康成人が、運動や肉体労働をきっかけに起こる。 高気温や高湿度は労作性熱中症のリスク因子ですが、               これらの因子がなくても起こる。
          身体からの熱の放散と運動や肉体労働にともなう熱産生のバランス異常が原因。
          無理な練習、不適切な衣服の選択(サウナスーツなど)、労働に必要な装備(ヘルメット、防護服など)がきっかけに。

【労作性熱中症に比べて、古典的熱中症は致死率が高い。 体温調整能力や組織・臓器の熱の耐性の差などが反映】

熱中症対策
とにかく身体を冷やす事が大事!
 氷水への浸水:頭部以外の全身を氷水に浸す。 同時にタオルで頭部を冷やす。
 それができない時には、皮膚表面に水を噴霧し、ファンで送風し気化させて冷やす。

漢方で予防対策
ツイッターでも有名になった【麦味参顆粒】で、身体の保水力を高め、消耗したエネルギーを取り戻す。
 500mlのドリンク(お茶でもスポーツ飲料でも)に麦味参顆粒2包を溶かし、【漢方スペシャルドリンク】でちょこちょこ水分補給を!

めまい、吐き気、頭痛、倦怠感など症状が出てしまったら、すぐに【牛黄(ごおう)】で熱冷ましを!

詳しい事を知りたい方はご相談下さい。

咳の原因は「胃」かもしれません

痰を切っても、痰がまた発生してしまう悪循環

風邪の後などから咳、息苦しさ、痰がからむなどの症状が残ってしまう方が増えています。

咳止めや痰切りの薬を使ってもなかなか良くならず、長引いてしまい夜の睡眠が中断されると更に体力を消耗してしまいます。

【肺】は「呼吸」だけでなく、体内のきれいな水をシャワーのように全身に行き渡らせる働きがあります。

この機能が落ちてしまうと水が汚れ『痰』となって呼吸器に溜まります。

目に見える『痰』は咳などで出てきますが、見えない『痰』はノドにからむだけではなく、めまい、不眠、不安感、食欲不振、認知力低下、むくみ、肥満など全身に影響を及ぼす事もあります。

【肺】に溜まった『痰』を薬でいくらキレイにしても良くならない人は、消化に問題があり【胃】で『痰』を作り出してしまっているのかもしれません。

胃腸虚弱、食が細い、食べるともたれやすい、食後眠くなる、軟便の元々胃腸の弱い方。

冷たいもの、甘いもの、炭水化物(ご飯、パン、麺類など)、化学薬品を取り過ぎて胃腸に負担をかけている方。

咳や痰のお薬だけでなく、胃腸の『痰』を取り除き、『痰』を作らせない漢方薬も必要です。

秋から冬は空気が乾燥して【肺】に炎症を起こしやすく、美味しいものが出てきて食べ過ぎてしまい【胃】を荒らしやすくなります。

高齢者の方は、特に元々の身体の潤い成分も不足して粘膜に『痰』がからまりやすい状態になっていますので、体質に合わせた漢方薬を調合いたします。

長引かせないよう、お早めにご相談下さい。

人間ドック協会が検査数値の基準を改定

皆さんニュースなどで知った方も多いと思います。

基準が緩くなったので薬を飲まなくてもいいのでは!と思った方ちょっとお待ち下さい。

「ある基準を満たした条件の場合」という前提がついているのです。

それは
1)ガンなどの重大な病気の既往歴がない

2)高血圧や糖尿病などで薬を服用していない

3)喫煙習慣がない

4)飲酒は1日1合未満

などの条件により、人間ドック受診者約150万人から約34万人の「健康人」を選び出し、さらにこの検査値をもとに1〜1万5000人の「超健康人(スーパーノーマルの人)」に絞って「健康」と判断できる数値の判断を決めたとのこと。

つまりかなり健康的な生活を送っている事が前提の数値なのです。

数値に惑わされず、血液浄化は年齢と共に皆さんに必要になるものですので、症状・異常値が出る前から血液サラサラ・血管しなやかを実践して下さい。

エネルギー不足の血液ドロドロ血液不足の血液ドロドロストレス過多の血液ドロドロ潤い不足の血液ドロドロなど人それぞれ。

タイプに合わせた治療が必要です。

            
           従来値             新基準
血圧   収縮期  130未満           88〜147
     拡張期   85未満           51〜94

BMI         25未満     男 18.5〜27.7   女 16.8〜26.1

γ-GTP       0〜50     男 12〜84     女 9〜40

総コレステロール  140〜199    男 151〜254   女 30〜44才 145〜238
                               45〜64才 163〜273
                               65〜80才 175〜280

LDLコレステロール  60〜119     男 60〜119   女 30〜44才 61〜152
                               45〜64才 73〜183
                               65〜80才 84〜190