⑩ストレスは不妊の敵

身体に大きな影響を与えます

治療のストレスで「不妊症不妊」になる方も 

 新しい職場や引越しなどによる環境の変化、複雑な人間関係、仕事のプレッシャーなど、過度なストレスがかかったために生理が乱れたり、
止まってしまうといった経験を持つ方も少なくないのでは。
 生理の周期を整える司令塔「視床下部」はとにかくデリケートでストレスがとても苦手で、司令塔がうまく機能しなければ、卵巣、子宮へと情報がスムーズに伝達されず、ホルモンもしっかりと分泌されません。
   

ストレスは男女関係なく

 また、このストレスは男性の精子にも影響があります。
 仕事量が多い、睡眠不足、イライラすることがあったなど、ストレスを強く感じた後に精液検査を行うと精子数や運動率が低下している傾向があります。
 精子の数が少なくなると、性欲も低下していきます。
 ストレスは「たまる」とよく言われますが、ストレス自身が勝手に湧き出て、体の中に蓄積していくわけではありません。
 ストレスを生み出す心の状態を作るのも自分自身なら、ストレスを吐き出せずに溜め込んでしまうのも自分自身なのです。
 テレビを見て笑ったり、映画を見て泣いたり、カラオケで大きな声で歌ったり、ご夫婦でゆっくりおしゃべりをしたり、不妊治療の最良のお薬はストレスの解放です。
 薬局に来られてぐちをこぼしてもかまいません。
 もちろん漢方薬でもサポートいたします。
 ぜひ一度ご相談ください。