不正出血・内出血 of 田辺薬局の Life with 漢方

不正出血・内出血

bind_70.jpg鼻血、血尿、血便、排卵時出血、血痰、皮下出血、歯肉からの出血、眼底出血

どこかにぶつけた訳ではないのに自然と出血してしまう事がありませんか。

繰り返し出血をしてしまう方もいらっしゃいます。

本来、血液は血管内を通っており、外に漏れ出ないようになっています。

物理的に血管が損傷しない限り大出血はしませんが、体調によってはダラダラと漏れ出てしまう事があります。

血液は大事な栄養であり、エネルギーですので、少量でも長期間漏れ出ていると体力を消耗してしまいます。

体質に合わせた漢方薬で、出血しにくい身体にしていきましょう。

【血熱タイプ(けつねつ)】血に熱邪が侵入するために現れる
 感染症(風邪、皮膚炎、鼻炎、口内炎、胃炎、腸炎、膀胱炎など)、不眠やストレス過多、暴飲暴食などが原因で、特徴は「熱感」を伴う。 

  ◯にきびや吹き出物が出やすく、化膿しやすい
  ◯生理周期が短くなる
  ◯発疹しやすく、温まると悪化する

 (漢方薬)黄連解毒湯、三黄瀉心湯、精命源 など


【脾虚タイプ(ひきょ)】胃腸機能が低下して血管内に血液を留めるエネルギーが不足している
 脾(胃腸)は、食べた物からエネルギーを作り出し、血管内に血液を留めておく働き『固摂(こせつ)作用』がある。
 疲れやすい、食欲がない、食が細い、食後眠くなる、食後胃がもたれやすい、便がゆるい、下痢しやすい、便の形が一定しないなど胃腸の弱い人は『固摂作用』が低下し、出血しやすい。

  ◯まだ胃腸が成長し切っていないお子さんの出血も
  ◯元々は胃腸が弱くない人も、暴飲暴食・過労で症状が出る

 (漢方薬)心脾顆粒、健胃顆粒、晶三仙 など


黄体機能不全などによる不正出血はホルモンバランスを整える漢方薬、喘息・アレルギー性鼻炎・アトピーなどアレルギー体質による粘膜の長期的炎症による出血は免疫を調整する漢方薬も必要です。

日頃から免疫力、細胞の膜の強化を促す「バイオリンク」もお使い下さい。

体質にあわせた漢方薬の調合もしておりますので、ご相談下さい。