ストレスに負けない身体を作る

現代社会において「ストレス」無しに過ごすことは困難ですが、なるべく身体に変調を来たさないよう「ストレス」に負けない身体作りと、「ストレス」解消のすべを知って快適な暮らしを。
 
「ストレス」は対人関係だけではありません。
食品添加物や合成保存料、大気汚染物質、医薬品などの化学合成品によるストレス、睡眠不足によるストレス、運動不足によるストレスなど。
 
元々の体質や性格によって、ストレス抵抗性には幅があります。
 
しかし、我慢できるからと無理をすると大きな代償をはらう結果になることもありますので、変調が出る前に対処して下さい。 
 
「ストレス」は万病の元。
「ストレス」から身体を守ろうと、血管、筋肉を収縮させるので全身の血流が悪くなり、めまい、耳鳴り、動悸、頭痛、肩こり、関節痛、狭心症、脳梗塞、心筋梗塞、ED、不妊症、うつ病、不眠、生活習慣病、ガンなどを引き起こす原因になります。

 
〇イライラ過多  すぐにカッとなる、血圧高め、上半身に汗をかきやすい、眠りが浅く夢が多い、便秘がち、口が苦い、頭痛・肩こりがある
 自律神経のバランスを整えて、熱を冷ます漢方薬:救心感應丸気、能活精、加味逍遥散など
※下半身が冷えている方も多いので、足元・お腹を温める漢方薬を合わせる事も
  
〇落ち込みやすい  食欲にムラがある、昼間眠気が来るが夜はぐっすり眠れない、身体が重だるい、お腹がゆるくなりやすい
 胃腸機能を整えて気分を持ち上げる漢方薬:救心感應丸気、心脾顆粒、ノイホスロール、健胃顆粒など
※成長途中のお子さんにも多いタイプで、身体と心の成長を助ける漢方薬を合わせる事も
 
〇あがり症  緊張するとトイレが近くなる、言葉がスムーズに出なくなる、赤面する、まぶたが痙攣する
  気血の巡りを良くして精神を落ち着かせる漢方薬:救心感應丸気、能活精、甘麦大棗湯など
 
「ストレス」に負けない身体作りには、【肝腎要の強化】です。
人間の生命の源である「腎」と、情緒活動に関連し、血液を浄化して全身に巡らす「肝」を元気にしてその日のストレスをその日のうちに処理できる身体にしていきましょう。
 
今や幼稚園生でもストレスにさらされている現代社会。
その方の症状によってお薬を調合いたしますので、お早めにご相談下さい。