⑦おりものがいつもと違うと感じたら
ちょっと気をつけて観察してみて
おりものは女性の体調のバロメーター
最近、生理用ナプキンだけでなくおりものシートも数社から発売されていますが、皆さんはおりもの気になりますか？
生理前や排卵の頃に量が増えるのは正常な反応です。
特に、排卵時には受精がうまくいくよう、精子の通りをよくするために透明で糸のようにのびるおりものが出ます。
かえってこの時期におりものの量が少ない方は黄体機能不全や排卵障害の可能性があります。
このようにおりものが増えても大丈夫ですが、おりものが黄色、もしくは緑がかったり、いつもと違う臭いがする時は注意が必要です。
黄色ブドウ球菌などの雑菌に感染していたりすると色や臭いがついてしまうのです。
軽い場合には問題ありませんが、感染症が原因の不妊症もありますので、気になるようでしたら産婦人科の受診をお勧めします。
また排卵時や高温期のおりものが茶色くなったり、鮮血が混ざったりした時は、やはりホルモンバランスが崩れたサインです。
おりものの量が多い「水湿」タイプの方は、胃腸機能を高めて水の巡りを改善し、おりものの量が少ない「陰虚」タイプの方は、体液を増やし卵胞の質を高めます。
またホルモンバランスが崩れている方は、ホルモンの供給を司っている「腎」を強化します。
ホルモン剤とは異なり、漢方は腎の働きを高めて、自分のホルモンを出せるようにしますので副作用の心配が少ないのが特徴です。
ぜひ、ご相談下さい。
